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石上鍼灸院の投稿

中医学について@
「中医鍼灸はどうやって始まったのか」

こんにちは。川口市の石上鍼灸院です。

中医学とは何だ、と思っている方も多いと思うので、できるだけ分かりやすく説明していきます。

今日はその第一弾で、中医鍼灸がどのように始まったのかについてです。

まず、中医学は中国伝統医学のことで、一般的には東洋医学ともいわれていますが、厳密には東洋にはインドのアーユルヴェーダなども含まれるので、我々は中医学というようにしています。

起源ですが、昔の原始の時代では、「傷口をなめる」「痛いところをなです、さする」「木の葉を貼る」などの本能的な医術が行われていたと思われます。

石で排出

しかし、中国の医術が他の文化圏と違っていた点は、痛むところに石を用いて治療したことです。

石器から針に発展

石器時代、細くて鋭い石器で皮膚を切り、これによって膿を排出させたりして、疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に伴い金属製の針が治療に応用されるようになりました。

気、陰陽、五行などについて探求がなされ、鍼灸や気功などに共通する理論体系が確立され、中医学の基礎がつくりあげられたのが、戦国時代から前漢にかけてと考えられます。

黄帝内経

それは、『黄帝内経』が生み出されたことからも分かります。
黄帝内経は作者不明で、紀元前200年頃から220年頃(前漢から後漢)に書かれたものです。
ちょうど三国志の時代背景です。
自分、三国志大好きです。

黄帝内経から発展

その後、鍼灸治療は経験医学としてさらに発展して行きます。

第一弾は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。