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埼玉県川口市の中医学専門はり灸治療院石上鍼灸院ブログ

中医学専門はり灸治療院

中医学は数千年前から臨床現場の経験を積み重ねて理論体系化されている医学です

◆結膜浮腫

2019年3月13日(水)

こんにちは、埼玉県川口市の中医学専門石上鍼灸院です。

ここ数日かなり温かくなりましたね。
それに伴い、花粉も非常に飛んでいるようです。
それにより、今日私が「結膜浮腫」という状態になってしまったようです。
数日で良くなるので問題はないのですが、「結膜浮腫」というワードを聞いたことがない方もいると思うので、少し説明をしますね。


まず、私の症状から。
1ヶ月ほど前に、気付いたら左目の白目の表面がゼリーのようにブヨブヨしている感じになりました。
その時は、コンタクトの装用時間(毎日12時間以上)が長すぎるので生じたのだろうと考え、必要のある時だけコンタクトにするようにしました。
しばらくすると、そのブヨブヨはなくなっていました。

そして今日は出勤した際、花粉によって目が非常に痒くなりました。
メガネなのをいいことに、ゴシゴシ目をがっつりかいてしまいました。
すると、右目に違和感が出たので、鏡を見てみると、1ヶ月前に見たゼリーのようなブヨブヨが出ていました。
しかも前回よりもブヨブヨの程度がひどかったのです。
白目の部分が浮いていて、そのブヨブヨが剥がれてしまいそうで、ちょっと怖くなりました。
その時の写真を載せますね。

 結膜浮腫

 結膜浮腫2

怖いので、ネットで調べてみることにしました。


以下の内容は、眼科のホームページを参考にさせて頂いたものだということと、鍼灸師は病名などを診断してはいけないので、正確には「結膜浮腫」かどうかは定かでないということを前提にお読みください。


白目のブヨブヨは、白目の表面を覆う膜(結膜)と白目(強膜)の間に水分がたまることで生じる浮腫(むくみ)です。
結膜炎の症状のひとつになります。

花粉や動物、ハウスダストといったアレルギー症状が強くあらわれて、結膜に炎症が起きている状態のときに目をこすったり、かいたりすると、結膜がよれて白目との間に隙間ができます。
するとそこに水分が入り込み、浮腫が生じてしまうのです。
また、長時間にわたるコンタクトレンズの装用によって結膜炎になり、結膜浮腫を生じることもあります。

結膜浮腫は見た目のインパクトが強いため、「大変なことになった」とつい慌ててしまいがちですが、時間が経てば炎症はひき、何事もなかったように元に戻ることがほとんどです。
結膜浮腫になったら、まずはできるだけ安静にして、患部を刺激しないようにしてください。
それで炎症がひかない時や、浮腫以外の症状(痒みや痛みなど)がひどいときには、眼科で診てもらいましょう。

結膜浮腫を予防するには、以下の点に気をつけましょう。
@アレルギー性結膜炎の治療を行う
Aドライアイを改善する
Bコンタクトレンズの使用状況を見直す


花粉症の方が多い今だと、同じ症状がでる方もいるかもしれないので、参考までに私にこんな症状が出たという報告でした。



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