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埼玉県川口市の中医学専門はり灸治療院石上鍼灸院ブログ

中医学専門はり灸治療院

中医学は数千年前から臨床現場の経験を積み重ねて理論体系化されている医学です

◆体温と免疫力@ 健康的な体温は36.5℃

2020年11月11日(水)

こんにちは、埼玉県川口市の中医学専門針灸治療院の石上鍼灸院です。


体温最近は特に気温が下がってきて、寒くなってきましたね。
乾燥もあり、免疫力に興味がある方も多いと思います。
また、ご自分の体温を測る機会も多くなって、ご自分の体温が免疫力との関係でどうなのかと、気になっている方もいるでしょう。
ということで、しばらくは、「体温と免疫力」というテーマでお話をしていきます。


参考文献)著:安保徹「体温免疫力で病気は治る」


生物としてのさまざまな生命活動を行う酵素が、もっとも活発に働ける体内環境は、37.1〜37.2℃です。
すなわち、理想的な体温は、37.2℃ということになります。

37.2℃というと、ずいぶんと高いなと思われるかもしれませんが、これはあくまで脳や内臓などのある、体の深部の温度です。
私たちが一般に測るのは、体の表面の温度になります。
体表は体温より低い外気に触れているので、深部体温より少し下がります。
深部体温が37.2℃のとき、わきの下では、36.2〜36.3℃くらいです。


体温を測ってみて、もし36.5℃くらいあれば、深部体温は37℃以上あり、体内環境としては問題なく、免疫力も高いといえます。


体温は、一日のうちでも多少変動しています。
通常、起きたときが一番低く、その後の活動に伴って熱が発生するので、体温は高くなっていきます。

朝の体温は低いといっても、健康なら少なくとも35℃以上はあります。
朝測って、35℃を切っているようなら、かなり体温が低いと考えていいでしょう。
昼間や夜は36℃以上あるのが普通なので、このときに測って35℃台しかなければ、体温が低いといえます。
この場合は、免疫力が低下して、健康上あまりよくないと考えられます。


我が家の体温計は20秒で測れる予測するタイプなので、少し高く表示されるようですが、私の体温はだいたい36.6℃です。
次男にいたっては少し高めで、36.8から37℃くらいです。
まぁ、健康ってことですね。
確かに次男はここ数年では、おたふく風邪の時をのぞけば、カゼで寝込んだことは一度もないかもしれません。
みなさんも、ご自分の体温を気にしてみてはいかがでしょうか。


しばらく「体温と免疫力」をテーマにしていくので、お願いします。



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