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埼玉県川口市の中医学専門はり灸治療院石上鍼灸院ブログ

中医学専門はり灸治療院

中医学は数千年前から臨床現場の経験を積み重ねて理論体系化されている医学です

◆免疫力をアップさせる食べもの

2021年3月10日(水)

こんにちは、埼玉県川口市の中医学専門針灸治療院の石上鍼灸院です。


食事をすると体が温かくなることでもわかるように、体温を維持している熱エネルギーの多くは、毎日口にしている食べものから変換されています。
その意味でも食事は大切ですが、免疫力の面からいっても、体温と食事は綿密に関係しています。


食事とは、食べものを食べて、胃や腸で消化し、栄養素を吸収するという行為ですが、この活動は、自律神経の副交感神経が支配しています。
「やけ食い」というように、腹がたったりイライラしたとき、何かを食べると、自然にストレスが発散されます。
これも、食べるという行為によって副交感神経が優位になり、その結果気持ちが和んでくるのです。

といって、食べさえすれば何でもいいかというと、そのようなわけにはいきません。
食べものには、交感神経を刺激するものと、副交感神経を刺激するものとがあります。
交感神経を刺激する代表的なものが、塩です。


反対に、副交感神経を刺激して体温を上げてくれるのは、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルが、たっぷりと含まれた食べものです。

食物繊維も、体温を上げてくれる重要な要素です。
ミネラルと食物繊維が豊富に含まれることを考えると、玄米や、海藻類、野菜、きのこなどが、体温を上げる食べものということになります。


野菜はできるだけ旬の野菜を摂るようにしましょう。
最後に主な旬の野菜をご紹介します。

【春】
菜の花、そら豆、セロリ、たけのこ、アスパラガス、ふき、さやえんどう、春キャベツ、新タマネギ

【夏】
かぼちゃ、トマト、なす、とうがん、きゅうり、ゴーヤ、とうもろこし、枝豆、いんげん、ピーマン、オクラ

【秋】
さつまいも、さといも、じゃがいも、ごぼう、しいたけ、しめじ、にんじん、れんこん、たまねぎ

【冬】
白菜、ほうれん草、小松菜、ねぎ、かぶ、大根、水菜



中医学専門はり灸治療院
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