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埼玉県川口市の中医学に基づき施術を行う石上鍼灸院ブログ

中医学に基づき施術を行う針灸院

中医学は数千年前から臨床現場の経験を積み重ねて理論体系化されている医学です

◆おそらく帯状疱疹

2022年11月25日(金)

こんにちは、埼玉県川口市の中医学に基づき施術を行っている石上鍼灸院です。


私がおそらく帯状疱疹にかかったであろうという話です。


ちょうど2週間前の金曜の夜、帰宅すると右側のお尻に違和感を感じました。
感覚が鈍くなっていました。
特にシャワーを当てたときに、はっきりと普段と違うと感じました。
原因は思い当たりませんでした。


翌朝、起きても感覚鈍麻は変わらず、お尻をさすると発疹がありました。
帯状疱疹

場所は仙骨の付近です。
それで、おそらく帯状疱疹だと思いました。
ドクターではないと診断はできないので、あくまで仮定です。


少し帯状疱疹についてです。

帯状疱疹は水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
私の発疹の出かたは軽度で、ひどい場合は神経支配領域全体に発疹が出る場合もあります。

通常皮膚症状に先行して痛みが生じます。
私の場合、ピリピリする痛みが出るときや、急に熱い感覚が出たりしていました。

多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあり、これは「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。

私の場合、2週間である程度発疹は治り、お尻の感覚鈍麻はなくなりましたが、発症の数日後に股関節の付近にも発疹が出て、同じ痺れた感じが股関節付近にも出ていました。
その部分が今もまだ鈍い感じが残っています。

デルマトーム

神経の支配領域の図によれば、私の発症した領域は、最初L5(第5腰神経)の付近で、数日後にはL3付近にも発症したようです。


帯状疱疹の原因は、免疫力の低下です。
免疫力の低下は、加齢、疲労、ストレス、糖尿病などによります。


私の場合、考えられるのは…加齢でしょうか。
あとは、全くの私の勝手な考えですが、コロナが流行し、かなりウイルスに対して予防をしているので、軽いカゼウイルス程度でも体に入らなくなり、私のウイルスに対する免疫力が徐々に低下し、それにより体内の水痘ウイルスが活性化したのではないかと思っています。
逆にいえば、ウイルスが活性化したことで、免疫力を高めようとしてくれているのではないかとも都合よく考えています。


ちなみに、通常の治療法は、病院に行って抗ウイルス薬を処方してもらうことです。
薬局で買えないかとネットで調べましたが、無理なようです。

私は基本的には、体に起こる症状を鍼灸治療で何とかしてみようとすることにしています。

針の経穴は、合谷と陽陵泉で、発疹部分には棒灸を行いました。

結果、ほぼ良くなりましたが、針灸が効果あったのか、何もしなくても良くなったかは分かりませんが、帯状疱疹後神経痛もなさそうで、とりあえず良かったです。



中医学に基づき施術を行う針灸院
石上鍼灸院

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