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埼玉県川口市の中医学に基づき施術を行う石上鍼灸院ブログ

中医学に基づき施術を行う針灸院

中医学は数千年前から臨床現場の経験を積み重ねて理論体系化されている医学です

◆中医学からみたがん⑧ 寒熱に関する問診

2023年7月12日(水)

こんにちは、埼玉県川口市の中医学に基づき施術を行っている石上鍼灸院です。

まだ梅雨が明けていませんが、本日も最高気温37℃の予報で、猛暑日ですね。
もう4日連続くらい猛暑日が続いているので、皆様体調は大丈夫でしょうか。
真夏はこれからなので、暑さに体を慣らしながら、無理なくお過ごしください。


本日は、「中医学からみたがん第8弾」です。
「寒熱に関する問診」についてです。


がん患者さんには、腫瘍発熱・感染症の合併による発熱・悪寒を伴う発熱などがみられます。
中医学では発熱を弁証して、さまざまな方法で対応しています。


●悪寒発熱
がん患者さんが感染症を合併するときによくみられます。
患者さんが「寒い」と感じるときは、同時に体温が上がっています。
悪寒と発熱が同時に発生するのは外感病表証であると判断する根拠となります。


●寒熱往来
寒気と身震い・壮熱(高熱が持続し、悪寒はなく、熱いものを嫌がる)・頭痛・発汗・間歇的に発作を繰り返す、などを特徴とする発熱です。
白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・胆道系がんの患者さんが感染症を合併したときによくみられます。


●壮熱
高熱が持続し、悪寒はなく、高熱・発汗などを伴います。
白血病・悪性リンパ腫・肺がんなどが感染症を合併するときによくみられます。
中医学の弁証では気分熱盛です。



腫瘍が大きくなり、微熱が持続する。
口渇があるが、水を口に含むと嚥下したくない。
舌質紫あるいは
斑がみられる。
肝細胞がん・大腸がんなどの腫瘍発熱によくみられます。


●潮熱
潮が満ちてくるように、時間によって熱が高くなります。
がんではよくみられる症状です。

・湿温潮熱
 身熱不揚(肌に手で触れるとあまり熱く感じないが、しばらくすると灼熱感が生じる)、午後に発熱がひどくなる。
 頭身困重がある。舌苔黄膩。

・陰虚潮熱
 午後あるいは夜に微熱が出る。
 熱は骨から外へ透発する感じがする。
 寝汗・両頬紅潮・気虚自汗・倦怠乏力・舌嫩苔薄・脈濡細。

・陽明潮熱
 午後3~5時の間に発熱し、口渇・腹脹・腹痛・便秘などを伴う。



中医学に基づき施術を行う針灸院
石上鍼灸院

〒332-0023
埼玉県川口市飯塚3-7-28
TEL: 048-446-9860
メールアドレス: info@ishigami89.com