〒332-0023 埼玉県川口市飯塚3-7-28TEL:048-446-9860
胃下垂とは、胃が正常な位置よりも下まで垂れ下がっている状態のことを言います。内科等ではほとんどの場合、症状が強くなければ治療の対象となりませんが、中医学では中気下陥が原因と捉えて、針灸や漢方薬で治療を行います。
胃には大きく分けて噴門部、胃体部、胃角部、幽門部の4つの部位がありますが、その中で胃体部が下腹部まで長く垂れ下がり、胃が細長くなっている状態を胃下垂といいます。
以上から、原因としては胃を引き上げる筋力が弱いことや、ストレスなどの要因で食べたものをうまく消化できず、長時間胃の中に食べたものが残っていることにより、胃が下がってしまうことが考えられます。もちろん暴飲暴食により胃の中に入ってくるものが多いことも原因となります。
胃下垂の症状を和らげるためには、できるだけ胃の負担を軽くして、栄養を十分に摂ることが大切です。そのためには、1回の食事量を少なくし、5~6回に分けて食べましょう。また消化のよい糖質(うどんやそばなど)や植物性のたんぱく質(豆腐やゆばなど)を多く摂り、動物性のたんぱく質は白身の魚や脂肪の少ないお肉を食べるように心がけましょう。山いもや大根
も、アミラーゼ(でんぷんの消化を助ける酵素)を含んでいるので消化にいい食品です。
中医学でいう脾の主な働きは、現代医学でいう胃腸の働き全てと考えています。つまり、消化吸収の全てを脾がメインとなって行っています。【中医学に基づく施術】
◆予約制
◆お一人ごとの診療
〒332-0023
川口市飯塚3-7-28
TEL:048-446-9860
メールアドレス:
info@ishigami89.com