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埼玉県川口市の中医学(中国伝統医学)専門はり灸治療院。石上鍼灸院です。

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腰が重だるい

腰痛慢性に経過する腰部のだるい感覚があり、軽度の疼痛を伴うものをいいます。主に疲労により起こるものが多いですが、慢性化すると腎虚の症状が出てくる場合もあります。ひどくなる前に、運動や休養、針灸治療などをうまく取り入れて身体のケアしていくことが大事です。

中医学からみた「腰がだるい」

慢性に経過する腰部のだるい感覚を中医学では「腰痠(ようさん)」といいます。「腰は腎の府であり、腎の精気が注ぐところである」とあるように、腰は五臓では腎が最も関わっています。

腎について

 五臓のうちの1つで、腰部の脊柱両側に左右1対をなす形で存在しています。主要な生理機能は、精を貯蔵することと生長・発育・生殖・水液代謝を主ることです。
 腎の蔵精機能には2種類あり、1つは腎臓の精気(男女の性機能のエネルギー)を貯蔵することであり、もう1つは五臓六腑が化生した水穀精微の気を貯蔵することです。腎が貯蔵する精気には先天の精と後天の精があります。両者を枯渇させないためには、飲食水穀を絶えず補充することが必要です。この両者は人体の生長発育を維持するうえで不可欠の精気です。
 腎精はまた骨と髄を滋養します。髄は脳と通じているので、腎は脳・髄・骨の生長・発育・機能の状態と直接関係しています。
 腎精が充足していれば、人体は自ずから精力に溢れ、歯は堅牢で頭髪は黒く光沢があります。もし腎精が不足すれば、例えば、新生児の場合は成長が遅くなり、泉門の閉鎖が遅れ、骨が弱く、知能が発達しない。成人では老化が早くなります。男性は精力が少なく、女性では初潮の遅れや無月経・不妊などの症状が現れます。
 腎は水を主り、水液は腎に下降し、その濁液は腎の気化作用を経て膀胱から体外に排出されます。したがって腎は体内の津液代謝のバランスを維持する重要な器官です。
 また腎には納気作用があります。肺が吸入した清気を摂納し、呼吸機能を正常に保ちます。
 このほかに骨格の状態・聴覚の鋭敏さ・大小便の排泄機能・歯の発育などとも密接に関係しています。また恐れや驚きという精神状態と関係があります。

弁証施治


  • 腎虚
 老化・慢性病・性生活の不節制などによって腎精を消耗したために生じます。

【症状】軽症では、腰部のだるい感じが慢性的に続き、過労によって増強し、臥床や休息によって少し緩解する。重症では、だるさが強くて痛みを伴う。

【随伴症状】腰や膝の無力感、下肢がだるい、膝が冷える、踵の疼痛など。甚だしければ、脱毛、歯の動揺、インポテンツ、遺精がみられる。

【舌診・脈診】舌質は淡、脈は沈細
【治法】温養補腎
【良い食材】くるみ、にら、羊肉、鹿肉、鶏肉、スズメ、エビ、ナマコ
【鍼灸治療代表配穴】腎兪、命門、気海、関元、太谿、三陰交、委中、局所穴など

  • 労損
 長時間同一姿勢で労働するなど、腰部の筋肉を酷使したために生じます・

【症状】腰の一定の部位がだるく、過労により増強し、臥床によっても緩解せず、起床時に強く、少し運動すると軽減します。軽度の腰痛をともなうこともありますが、他の全身症状はみられません。

【舌診・脈診】舌質は淡紅、舌苔は薄白、脈平
【治法】舒筋通経活絡
【良い食材】唐辛子、にら、ねぎ、チンゲン菜、玉ねぎなど
【鍼灸治療代表配穴】合谷、太衝、三焦兪、腎兪、陽陵泉、委中、崑崙、局所穴など
埼玉県川口市の中医学専門はり灸治療院
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中医学

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