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埼玉県川口市の中医学(中国伝統医学)専門はり灸治療院。石上鍼灸院です。

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舌の痛み

舌の灼痛(灼熱性の痛み)、辣痛(ピリピリした痛み)、麻痛(しびれた痛み)、渋痛(ザラザラした痛み)などの感覚すべてを含みます。痛みの部位も舌尖(先端)、舌辺(辺縁)、舌心(中央)、舌根(根部)、舌全体などの違いがあります。

現代医学からみた「舌の痛み」

 むし歯で穴が開いたり、歯がすり減ってとがったり、歯に被せたものが破れたり、義歯が合わなくなって舌がすれたりする場合などの刺激で舌がピリピリすることがよくあります。
 神経質な方の場合、歯科心身症というこもあります。ストレスなどで無意識のうちに舌を噛んだり、こすったりすることにより引き起こされます。そのほかに口腔乾燥症や肉眼的に異常を認めない舌痛症なども考えられます。

舌の痛みをきたす疾患

◆ブリッジや入れ歯などによる刺激
 加齢とともに舌の粘膜上皮が薄くなり、外傷をうけやすくなります。

◆口の中の乾燥
 加齢などにより唾液の分泌が低下すると、粘膜の保護が弱くなります。シェーグレン症候群、薬剤の副作用、放射線治療も考えられます。

◆全身疾患
 ・鉄欠乏性貧血
 ・胃切除後あるいは悪性貧血
 ・亜鉛欠乏症
 ・舌動脈硬化
 ・舌下面の静脈瘤

◆感染症などによる炎症
 ・感冒時びらん性舌炎
 ・カンジダ症
 ・単純性ヘルペス感染
 ・水痘、帯状疱疹ウイルス感染
 ・アフタ性口内炎
 ・自己免疫疾患

◆悪性腫瘍
 舌がんにより知覚神経を刺激

◆神経痛
 ・三叉神経痛
  下顎神経に神経痛が生じると舌体部に痛み

 ・舌咽神経痛
  舌根部に痛み

◆舌痛症
 舌に異常感があるが、肉眼的な異常がないもの

中医学からみた「舌の痛み」

「臓腑実熱」の舌の痛み


主な症状】
 つよい舌痛、舌質は紅赤で芒刺(トゲ)がみられる、舌苔は薄黄あるいは厚あるいは乾燥、口渇、口が苦い、いらいら、怒りっぽい、不眠、尿が濃く量が少ない、便秘、脈は滑数



 心・脾・肝・腎など多くの臓腑の経絡が舌につながっているので、各臓の火熱の邪はすべて舌絡に上攻して舌痛をおこします。ただし、臓腑の違いにより痛みの部位や症状が異なります。

・心火
 舌尖の発赤と刺すような灼熱痛があり、焦燥感・不眠などをともなう

・肝火
 舌の両側辺縁の痛みがあり、口が苦い・いらいらして怒りっぽいなどをともなう

・胃火
 舌の中心部が痛み、舌苔が黄厚で乾燥し、冷たいものを欲する、食欲がない、便秘などをともなう

・肺火
 舌尖部がぴりぴりと痛み

・痰火
 舌がしびれたように痛む、めまいをともなう

・臓腑の熱毒
 舌全体が紫色を呈し、かつ痛む

【治法】 清熱瀉火

【代表的な針灸治療経穴】
 外関、足臨泣、各臓腑の火穴、郄門、通里など

「陰虚火旺」の舌の痛み


【主な症状】
 舌尖部が灼熱性に痛むあるいは乾燥して痛む、舌質は光紅で乾燥し横裂する、無苔あるいは剥苔、寝汗、焦燥感、不眠、手足のほてり、脈は細数



 朝早くから夜遅くまで働いて疲労し、真陰を消耗して起こることが多いが、陰虚の程度は強くない。「舌診研究」に「舌色は紅で潤いがあり、舌尖には小さなとげ状の突起があって痛むのは、不眠あるいは夜間労働者に多い」と記載されています。陰虚の程度がつよい場合や虚火上炎するものについては、「弁舌指南」に「燥渋は津液すでに耗するためなり」「下に横裂を生じるものは、素体陰虧なり」「苔なく点なくして裂紋するものは、陰虚火炎なり」などと記載されています。

【治法】 滋陰清熱

【代表的な鍼灸治療経穴】
 三陰交、太谿、照海、腎兪、郄門、間使など

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