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食欲不振は中医学では脾胃の病変です。脾胃は「後天の本」と言われていて、慢性疾患では食欲不振・摂食量の減少が回復を遅らせてしまいます。また、現在は疾患として現れていなくても、食欲不振が長びけば気血の不足が起こり、何かしらのツライ症状が現れますので、「未病」の段階で食生活の見直しや、鍼灸治療などで食欲不振を改善していきましょう。
食欲とは、空腹として感じられる食物を食べる願望です。新陳代謝を維持するために充分なエネルギーを取り入れるのに役立ち、消化管と脂肪組織と脳との間の厳密な相互作用で調節されています。食欲を感じる生理的機構は、脳の視床下部にあり、栄養素の不足、血糖放出量の増加、胃の収縮などが直接的あるいは間接的に関係しています。
急性胃炎は、さまざまな原因によって引き起こされる胃の急性炎症の総称です。ほとんどの例で上腹部で自覚症状が伴いますが、原因が取り除かれると回復が早いのが特徴です。原因は、飲食物・薬剤・感染症・ストレスなどにもとづくものが多くみられます。そのほか、アルコール・外傷・外科手術・ピロリ菌の感染・アニサキスの際にも急性胃炎を生じることがしばしばみられます。
甲状腺ホルモンが低下して活動性が低下する疾患です。男女比は1:10以上で圧倒的に女性に多くみられます。甲状腺ホルモンは全身のエネルギー利用を促すホルモンなので、不足すると神経系・心臓・代謝などの各器官の働きが低下してしまいます。小児にみられる先天性のものはクレチン病、成人に起こり症状がはっきりしているものは粘液水腫ともよばれます。原因としては、自己免疫障害によって甲状腺が攻撃される橋本病が多くみられます。また、手術により甲状腺を摘出したり、放射線療法により甲状腺機能を廃絶させた場合にもみられます。
【症状】甲状腺ホルモンが低下すると活動性が鈍くなり、昼夜を問わず眠く、全身の倦怠感が強く、記憶力や計算力の低下がみられます。また、体温が低くなり、皮膚が乾燥して、夏でも汗をかかなくなります。顔はむくみやすくなり、脱毛が起こることもあります。また、声が低音化してしわがれるのも特徴です。体重は増え、便秘になり、無月経になることもよくあります。甲状腺は多くの場合腫れていますが、萎縮性甲状腺炎といい、まったく甲状腺の腫れがなく高度の甲状腺機能低下症になることもあります。
副腎皮質ホルモンは生命の維持に必要なホルモンで、健康な人では体の状態に合わせて適切に分泌されています。このホルモンが、なんらかの原因で体が必要とする量を分泌できなくなった状態を、副腎皮質機能低下症といいます。これには、副腎自体の疾患による場合と、副腎皮質ホルモンの分泌を調節する下垂体の疾患による場合とがありますが、アジソン病は副腎自体が原因で起こる疾患です。原因としては、結核、自己免疫による副腎萎縮、悪性腫瘍の副腎転移、出血、感染症などです。



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