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埼玉県川口市の中医学(中国伝統医学)に基づく施術を行っている鍼灸院です。

〒332-0023 埼玉県川口市飯塚3-7-28TEL:048-446-9860

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症例10 1ヶ月続く原因不明の下痢

●30代 女性
 初診日 201×年6月21日

  • 主訴
 1ヶ月前から続く下痢

  • 現病歴
 1ヶ月前に口内炎ができ、それから下痢の症状がでた。そのため内科に行くと、胃炎ではないかということで、薬を処方してもらうが、あまり症状に変化がない。現在は、胃痛はないが、朝起きるとお腹が鳴り下痢をするという日々が続いている。(お腹が痛くなって起きるわけではない)排便の回数は1日3~4回ある。食欲はあるが、肉類を食べるともたれて調子はよくない。

 特に食事に不摂生があったり、冷えたりなどはなく、思い当たるとすれば、ゴールデンウィークにお子様への授乳をやめたこと。授乳をやめたことで、お子様が欲しがり泣くのが強くなりストレスを感じていたそうです。

 食後にだるさがある。睡眠は浅い。胸が締めつけられる感じがたまにある。むくみや耳鳴りはない。また、病院では甲状腺や貧血の検査をしたが、異常はなく原因不明と言われた。

  • 所見
 体型は細身。運動を指導していることもあり、元気はあるように見受けられる。肩こりがあり、実際肩甲挙筋はゴリゴリしている。

 舌診:舌質紅、黄苔、右辺縁部に剥苔 
 脈診:弦

  • 証名
肝脾不和
 
ストレスや精神疲労によって、肝の全身に気を巡らす働きが低下してしまいます。そのため、脾の飲食物の消化吸収の働きを援助できず、下痢、発作性の腹痛、情緒の抑うつ感などがあらわれる状態

  • 治法
調和肝脾
 肝の気の流れを促して、脾を健やかにして、循環、消化を助けます

  • 針灸治療での配穴
 肩こりの治療も同時に行いました

・風池、肩中兪、大杼、脾兪、胃兪、内関、中脘、天枢、気海、章門、足三里、太衝、止瀉

  • 経過
【2診】1週間後
 翌日の朝から下痢をしなくなり、今は1日1回の排便となった。ご本人もこんなことがあるんですねと不思議がっていました。ただ、剥苔はまだあったので、注意が必要な旨を伝え、疏肝理気の治療をメインとして脾を補う治療をして、終了としました。

下痢(軟便)の中医学での考え方はこちら

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